アーリーリタイアってなんか違わねえ?
経済成長率より資本収益率が良いから、資本に働いてもらいましょう→わかる
資本に働いて貰ってるからワイ働かなくて良い→???
なので、なんか適当に考察します。
お、おれ、俺だって働きたくない!ひたすらゲームしてたい!働いたら負けかなと思う!
要するに年寄りニート志向って事じゃないんすか?
いや、やりたいことあるんなら良いんすけどね…。
資本家=経営者=労働者であれば格差を是正する必要はない
資本収益率が高いなら当然、資本に働かせるのは必須。だが、働かせたところで、全員が資本家になってしまっては経済活動は止まってしまいます。
じゃあ労働者階級と資本者階級に分離するのが正しい形なのか、というと違いますよね。
固定化されてしまうし、労働力が小さくなってしまうそれは経済成長を鈍化させるからです。
また、労働者から資本者になれた人間は正しく経済活動ができる優秀な人間であるはず。
その人間が労働市場から脱落するのは社会的損失だと思います。
では、どのような状況が良いのでしょうか。
単純に言えば資本者=経営者=労働者となれば良いのです。
つまり、従業員持株会です。
原理
社員から提供された労働力と資本を元に営利活動を行う→社員に給料の一部が会社の資本になる→資本収益を最大化するために社員が質の高い労働力を提供するようになる→質の高い労働力を元にさらに資本が成長する→社員の資本が大きくなる→オールハッピー
さらに極論を考える
従業員完全持株というものを考えたらどうでしょうか。
- 従業員の役職および責任等級は持ち株によって決定される。
- 新入社員は入社時の能力及び経歴に応じたストックオプションを与えられる。
- 利益余剰金の一部はボーナスとして査定と株式保有数に応じて株式にて分配される。
- 会社は純資本から解散にかかる費用を差し引いた金額にて決定された一株あたりの解散価格にて株式を買い取る義務を持つ。
- 株式は従業員間で取引を行う事ができる。金額は個人間で決定してよいが、取引履歴を公開する必要がある。
- 従業員は、辞職時全ての株式を会社または従業員に売却する必要がある。
- 会社が解散価格にて株式の買い取りを否定する場合、会社を解散する。
- 退職金等は無し。
こんなルールだと、
- 社員は自分の資産を目減りさせたくないので頑張る
- 会社は余計な資金がかからず資本を有効に使える
- 責任区分を持株割合によって決定できるので働き方を選べる
- 会社に寄生する生き方が難しい
となる気がします。
ただ、
といった、地味な事業なのにデスゲームばりのえげつないイジメが発生するというヤバヤバな労働環境になりそうなので、やっぱり難しいなあと思う次第でした。
まとめ
どうです?資本持ってても働くという選択肢もあるような気がしません?積み立ててきた自分の人的資本、有効に使いません?
ていうかこれ、漫画の原案になりませんか?